酵房のしずく

酵房のしずくとは

「うまみ」と「こく」をプラスする万能調味料
富山、石川両県を抱えた加賀藩領で生まれた伝統的なおもてなしの一品、かぶらずしは、塩漬けしたかぶらを、酢でしめた魚やにんじんとともに米麹で発酵させた甘酒で漬け込んで作ります。
水は一滴も加えていませんが、滋味深いかぶらずしの完成とともに、野菜や魚、米麹のうまみをたっぷりと含んだかぶらずし本漬け発酵液が生まれます。
何も足さない、何も引かない。
すべて手作業で丁寧に漬け込み、微生物による発酵の力を借りて生まれたかぶらずし本漬け発酵液は、まさに恵みのしずく。
アミノ酸のうまみとやわらかな酸味と塩味が調和した万能調味料、それが「酵房のしずく」です。

使い方

”ちょい足し”で料理に深みが出ます
味噌や醤油、酢、油と好相性
酵房のしずくは、うまみ調味料感覚で何にでも”ちょい足し”するのがおすすめです。味噌汁の味がちょっと薄いなと感じるときにひと垂らし。魚や肉、野菜を煮るときにみりん感覚で加えるのもよし。
特に相性がいいのは味噌や醤油を使った料理や、酢や柑橘などの酸味を生かした料理。油を多めに使う中華料理やドレッシングにもピッタリです。
鍋料理にも使ってみてください。ベースの出汁に酵房のしずくを1割程度加えるだけで、しゃぶしゃぶや寄せ鍋のコクが増します。

栄養成分

アミノ酸がたっぷり
多種類のアミノ酸を豊富に含みます。中でもうまみ成分のグルタミン酸やアスパラギン酸がたっぷり。アミノ酸の含有量は、じっくりと熟成させた黒酢に匹敵します。エネルギー量は100gあたり66kcalで一般的な黒酢と同等、本みりんの4分の1程度です。塩分(食塩相当量)は2.5%と、海水(3.5%程度)よりは少ないですが、一緒に加える塩や醤油は、「いつもより控えめ」がおすすめです。

イソロイシン19mgアルギニン29mg
ロイシン34mgアラニン34mg
リジン16mgアスパラギン酸30mg
メチオニン8mgグルタミン酸58mg
シスチン3mgグリシン18mg
フェニルアラニン21mgプロリン15mg
チロシン25mgセリン22mg
スレオニン17mgアスパラギン1mg
トリプトファン3mgグルタミン12mg
バリン27mgGABA(ギャバ)21mg
ヒスチジン14mg合 計430mg
遊離アミノ酸量(100gあたり)